神さまは人間の「心」をご覧になられると思うのです。
先生と呼ばれる人も、サラリーマンも社長さんも、学生も引きこもりの人も、上司も部下も、神さまの前では皆んな平等と思うのですが…。
現実の人間社会では、「先生」と呼ばれる人たちや、上司やお客さまには頭を下げて、お礼の品やお詫びの品、お手紙が届く…。
お歳暮やお中元、お年賀状も届く…。
私も、人間社会、人間の目線で「偉い人」と呼ばれる人に、とても神経を使い、失礼があったような心当たりがあると、お詫びの品、お手紙と、お金も神経も使います。
必要以上にビクビク怯えたりもします。
良くない言い方と思いますが、若いうちからそのように「偉い人」ともてはやされ、周りの人達に気を遣って貰えるのが当たり前なようになってしまっている人たちは、知らず知らずのうちに、天狗になってしまうと思うのです。
私もとっても気を使っている…。
気を遣って疲れる…。
神さまは「偉い人」にだけ気を遣って、そうでない人には気を遣わなくていいだなんて思っていないとおもうのですが…。
聖書のには、イエス・キリストは、弟子たちに「あなたがたの間で一番偉くなりたい者は一番偉くない人のようになりなさい。」
そう書いてある…。
神さまのみ心と、現実社会って、とても違うなぁ。違うなぁ。
ただ、この現実社会で「先生」と呼ばれているのに心の持ち方が天狗でないと感じる人もいます。
きっと、本当の意味で、賢い人なのだろうなぁ。