なころん心のブログ

心のままに書き綴りたいです。

薔薇園は私の夢

私は独身。結婚してご主人や子供さんと暖かい家庭を築いている同年代の人たちが羨ましくなったりします。となりの芝生は青く見えるということですね。

 

私が(今更)お嫁に行くことを考えたら「薔薇園を手放さなくちゃ駄目」「愛猫とも別々に暮らすことになる」そう思ったら、今のままで幸せなのだと気付きました。

 

長年の間、家の隣りに空き家がありました。

ずーっと、ずーっと、誰も人が住んでいないままでした。

 

ある日、その空き家がガタガタっと崩れてしまいました。

 

その空き家だったところを今、私や父は好きな植物を植えて楽しんでいるのです。

 

少しずつ、少しずつ、欲しい薔薇苗を購入して植え付けて、薔薇園になりつつあります。

 

淋しさはありますが、色彩や日光の当たり具合など、自分で考えて設計して美しい薔薇園にしたいのです。

 

秋口に大苗が売り出されます。

奮発して新しい薔薇苗をまた2つ注文しました。遠く離れた愛知県の薔薇農家さんから注文しました。何故そんなに遠い薔薇農家さんから注文したかというと、一番最初にホームセンターで購入した薔薇苗がそこの農園さんのオリジナルの薔薇だったのです。

エミオという品種でした。

エミオはピンク色で中心部にクリーム色が見える優しく可愛らしい色合いで、香りもすごく良かったです。1年か2年は咲いてくれていましたが枯れてしまいました。

私はエミオを作り出した愛知県の薔薇農家さんに「大雪で枯れたのではないか?」と問い合わせたのです。お答えは「北海道でも栽培されてみえるので耐寒性はあると思います。余談ですが、お客様のお名前は私の母と同じ名前です。2年前に亡くなりました。なのでとても親しみを感じます。」

何だか嬉しくなってしまって、再びエミオと別の品種を注文しました。

 

お手入れはなかなか大変です。

草取りと農薬散布。肥料。お金もかかります。

 

私が元気でいる限り、薔薇園のお手入れをして綺麗に咲くようにしたいです。

 

両親にも元気で長生きして欲しいです。

 

そして薔薇が咲くたびに、両親に「ほら、あの品種の薔薇が咲いたよ。」そう言って見せたいのです。

 

両親も美しい薔薇を見て喜んでくれます。