なころん心のブログ

心のままに書き綴りたいです。

日本舞踊を習い始めて3ヶ月

かつては日本舞踊ブームだった時代があったのだろうか?

 

今では子供に踊りを習わせるならばクラシックバレエが主流だ。

 

大人のダンス、運動の習い事ならば、太極拳、ヨガ、ピラティスベリーダンス、フラダンス、ソシアルダンス、エアロビクスなどの方が公民館のサークル活動や、カルチャースクールにも圧倒的に多い。

 

日本舞踊は個人のお師匠さんの教室も少ないし、カルチャースクールでも少ないのだ。

 

7月の下旬、85歳のご高齢の先生のお教室の門を叩き、わからないことだらけで始め、お弟子さんにお手本を踊ってもらって、私は横目でお弟子さんのお手本を見ながら踊り、先生は椅子に座って違っているところを指摘したり、口指導だけだった。

 

教室についての説明もあまりなく、プリントもない…。

 

…大丈夫かしら?正直、お月謝も損をしているような…??

 

それが…今では…お月謝の元を十分すぎるくらいとれてる感じだ!!

 

私が教室に行く時間は他の生徒さんがいない時間帯なのだ。

 

先生が本気になった⁉️

 

個人授業、個人指導!!

 

細かいところまですごく丁寧に教えてくださる上に、他の生徒さんがいないため時間も長くお稽古している。

 

「さくらさくら」だけは人前で踊れるようになってくださいね。大人から始める生徒さんは子供の3倍頑張らなくてはいけませんよと。

 

お稽古は楽しい。

 

終わって着替える時、浴衣や肌襦袢が汗びっしょりになっている。

 

帰り道の夏の終わりの風がとても気持ちいい。

 

今日のお稽古で先生が言ったんだ。

 

「生徒さんが百人の時はこんなふうに丁寧にお稽古できなかったんですよ。頑張ってくださいね。」

 

百人も生徒がいた時代があったのか…。

日本舞踊ブームな時代があったのか…。

 

今じゃ子供に踊りのお稽古ごとといえばクラシックバレエが圧倒的に主流だよね。

 

様々な踊りの歴史に興味がある。

 

お教室には大きな美しい家元先生の白黒の写真が飾ってある。

 

家元先生には先生も直接には会ったことがないそうだ。

 

明治とか大正の先生だったらしい?

 

いや、ラジオに出演したとか聞いたので昭和初期の先生だったのかしら?

 

受け継がれてきた伝統。歴史を感じる…って、昨日は先生がとても熱心にお稽古してくださったので疲れて布団から出たくない朝でごじゃりまする。