孤独な人たちが繋がれる「曼陀羅塗り絵」
精神科の訪問看護師さんに来ていただくようになって一年半くらい経つかしら?
先日、看護師さんから「曼陀羅塗り絵」を勧められた。
11月に文化祭のようなものがあるらしい。
訪問看護師さんたちは皆んな顔も名前も知っているけれど、同じ訪問看護ステーションを利用している患者さんとは一人もお会いしたことがない。
私も曼陀羅塗り絵を一枚塗ることを引き受けた。
塗り絵を仕上げたら、塗り絵の脇に他の利用者さんたちへのメッセージを書いてくださいとのこと。
他の利用者さんたち…。
精神科には何度か入院したことがあるけれど、その度に苦手な人もいれば、必ず「この人とお友達になりたい」「一緒にいて癒される」…そういう人たちとの出会いもあった。
退院してしまえばそれきりになってしまうのがとても淋しく感じる…。
一人一枚の曼陀羅塗り絵を仕上げて文化祭に出す。
普段会えなくても、そういうところで繋がれる。
孤独って辛いよね…。
傷つき落ち込むことも「人とのこと」なら元気や癒しをくれるのも「人とのこと」…。
本当に、本当に、訪問看護師さんに来ていただくようになって心から思う。
「人はひとりでは元気になれない」のだということを…。
PC💻やスマホ📱でも繋がれる時代ではありますが、やはり、本当に顔と顔を合わせてお喋りしないと、人は本当には元気にはなれないと思います。
SNSだけでは元気にはなれないと、そう感じています。
このブログを書いている私は人とのことで傷ついて何年もSNSに逃げ込んでいたのです。